こんにちは!!ケイシと申します!!
私はインデックス投資と日米高配当株投資を実践していますが一番好きな投資は日本の高配当株投資です^^
2023年5月から6月にかけて「日経平均株価」が絶好調ですね!!
大型株をメインで投資している株式投資家の方は大きな含み益が出ている方も多いのではないでしょうか^^
そこで今回の記事では【勝って兜の緒を締めよ】ということわざを日経平均株価の上昇による含み益に照らし合わせて株式ポートフォリオでのリスクについて考えていきたいと思います!!
有事のことは有事が起こる前に備えておくとドンと構えられますね^^
【リスクは抑えつつリターンは最大を目指す】そんなポートフォリオの話です。
皆さんの資産、生活に合わせたポートフォリオ作成の参考になりましたら幸いです!!
株式ポートフォリオのリスクの考え方
最初に株式ポートフォリオのリスクの考え方です。
2つのパターンで例を挙げながら解説いたします。
例1
・米国インデックスor全世界インデックス連動の投資信託に
投資資金の5割+現金5割(200万円のポートフォリオなら100万円株式、100万円現金)
インデックス投資で分散投資は出来ていますがリーマンショック級の暴落が起きた場合は株式は半値になる可能性がありますので200万円のポートフォリオが
株式100万円の半値⇒50万円+現金100万円=150万円
元本200万円が150万円と投資資金の25%程の下落の可能性があります。
そういう方は投資先をインデックス投資ではなくもっと分散された資産に投資をして暴落が来ても半値にならないように備えるのがおススメです!
後はインデックス投資に80万円+現金120万円で現金割合を増やすことでよりリスクは軽減できます。
例2
日本高配当株ポートフォリオを自分で作りディフェンシブ銘柄の割合を多くする。200万円のポートフォリオで100万円高配当株、100万円現金で高配当株の部分は
ディフェンシブ銘柄65%+景気敏感銘柄35%で作る
株式暴落の時は景気敏感銘柄がより多く売られます。ディフェンシブ銘柄を多くすることで下落リスクを抑えられます。ディフェンシブ銘柄65%+景気敏感銘柄35%で半値になるイメージです。
ディフェンシブ銘柄が30%の株価下落、景気敏感銘柄が70%の下落でディフェンシブ銘柄が45万円になり、景気敏感銘柄が10万円になる。合計55万円で100万円から45%の下落リスクです(/ω\)
ディフェンシブ銘柄50%+景気敏感銘柄50%ですと景気敏感銘柄は株が多く売られることがありますので下落リスクは高まります。
※日本の個別銘柄の「オリックス」は2007年~2009年の2年間で株が90%売られました。現在は株主還元方針の変更などにより株主が広く分散されていますので90%も売られることはないと思いますが景気敏感銘柄は半値以上に売られる可能性があることは考えないといけません。↓はオリックスの2007年~2013年ごろの株価推移。
※三菱UFJフィナンシャルグループも2007年~2009年には株価1500円から株価300円と80%近い下落がありました。配当金も2014年までは無配、、今はリーマンショックのようにはならないとは思いますが過去にあった事実は知っておくのがおススメです!!
年齢と仕事状況によるリスクの捉え方
半年から2年分は投資ポートフォリオとは別で生活防衛資金を確保した上で年齢での現金比率の考え方があります。
年齢 | 現金保有比率 |
---|---|
20歳 | 20% |
30歳 | 30% |
40歳 | 40% |
50歳 | 50% |
自分の年齢に応じて現金比率を高めていく考え方です。目安にはなりますが
・就業状況、家族構成、投資経験によって比率は人それぞれ変化するのが通常です。
また例を2つ出しますね!!
例1
年齢30歳独身、大卒で入った会社で勤務8年目で年収500万円、投資歴1年、生活防衛資金半年分のほかに貯金100万円あり
年齢でいえば株式30%、現金70%の投資ポートフォリオを組むのですが
年齢30歳独身で会社員勤めで年収500万円、生活防衛資金は確保した上で貯金もあるのでもう少し株式比率が高くてもいいかもしれません。
株式80%、現金20%などです。
ですが「投資歴1年」と投資人生が始まったばかりなので暴落耐性がまだ身についてない可能性があります。
なので投資に慣れるまでは現金の比率は年齢よりも高くしているとドンと構えてられますね^^
独身の方はリスクを取りやすいですが、リスク耐性があるかは人それぞれ違いますので投資に慣れるまでは投資比率を上げすぎないのがおススメです!!
例2
30歳既婚子供二人、大卒で入った会社で勤務8年目、投資歴1年目、生活防衛資金半年分、の他に貯金100万円あり
こちらも年齢での現金比率で考えれば株式70%、現金30%の投資ポートフォリオになりますが、家族がいる場合はリスクは控えめにするのがいいと思います!
例えば
・家族がいる分生活防衛資金は1年分別で用意する(半年分では少ない)
・投資資金とは別で教育資金は貯めていく
例1とは家族構成が変わっただけの例2ですが取れるリスクは独身時代より大幅に減ります。
投資ポートフォリオは生活防衛資金、教育資金を多めに確保した上
年齢での現金比率を必ず守る!!と独身時代よりルールは守るようにしないといけませんね。
資産額や年間手取り給料だけでは判断できないのが投資ポートフォリオのリスクの考え方
SNSやYouTubeの情報を参考にして投資ポートフォリオを決めてしまう方もいますが
自分に合った投資ポートフォリオに落ち着くまでは数年は掛かりますので一気に株式を買うのではなく株式の値動きに慣れるまで少しづつ買っていくのがおススメです^^
まとめ
リスクの捉え方は人それぞれ
・年齢(若いほどリスクは取りやすい)
・仕事状況(会社員は安定した給料が強み)
・家族構成(家族がいればリスクは控えめに)
・資産状況(200万円持っている人の100万円と1000万円持ってる人の100万円では1000万円持ってる人の100万円のリスクは小さい)
株式市場が好調な時はリスクを多くとる人が多くなります。
※株価の値上がりにより株式ポートフォリオが大きくなってるなどもあります
投資の格言で
「含み益は幻、含み損は現実」
という言葉もありますので長期保有の方は一時期の株価の含み益は気にせず淡々と毎月積み立てや現金の確保などしてリスクを少なくする行動を考えていきましょう!!
私も最近は株式は控えめに購入して、もらった給料は貯めて、配当金は使ってます^^
株式が好調な時こそ「守り」も意識しましょう!!
それではまた!!