おはようございます!!ケイシと申します!!
私はインデックス投資、日米高配当株投資をしておりますが一番好きな投資は日本の高配当株投資です^^
皆さん3月の配当金、株主優待が貰える権利確定日前に個別株の購入をしていましたか?
日本株は3月期末の企業が多いので高配当株投資家、株主優待投資家が1年で一番ワクワクする時期です。
今回の記事では【配当銘柄、株主優待銘柄】は権利確定前に買うのがいいのか?をテーマに記事を書いていきます!12月期末銘柄と今回の3月期末で権利落ち2日後の合わせて10銘柄と比較する記事になります。
こちらの記事を見ていただければ、配当株、株主優待銘柄の買う時はいつなのか?の参考になりますのでぜひご覧ください!!
結論を先に言いますと
配当金、株主優待権利直前はオススメできず、時期はあまり考えず割安な時に購入する!!
こちらになります。答えが分かったのでこちらの記事から離脱しようとされた方!お待ちくださいww
実際の銘柄で比較して解説していきますので記事としては読者の方の参考になりますのでぜひ最後までお付き合いください!!
配当金、株主優待権利付き日とは
まずは権利付き日、権利落ち日の概要からになります。
3月末決算銘柄での権利付き最終日、権利落ち日、権利確定日、配当金受け渡し日、優待品の到着日のケースです。
3月29日 | 権利付き最終日(株主優待がある場合も同じ日) |
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3月30日 | 権利落ち日(株式を売却しても配当金の権利はある) |
3月31日 | 権利確定日(29日までに株式を持っていた人が確定する) |
6月中 | 銘柄によって日にちは異なるが順次配当金が振り込まれる |
6月、7月 | 株主優待はクオカードなどは「配当金計算書」と一緒に同封されてきますが(6月中)、優待商品を自分で選ぶものは注文して1か月ほどで届きます。(オリックス、KDDIなど) |
配当金+株主優待がある銘柄は権利付き付近になりますと株価は底堅く上がっていくことが多いです。権利付き最終日の翌日の権利落ち日には
配当金、株主優待の合わせた金額分下落する銘柄もあります。
理論的には株主への配当金、株主優待を渡す分株価は下落すると言われています。優良銘柄、割安銘柄に関しては配当金支払い額以下の下落や逆に上昇する銘柄などもあります。
次は12月の銘柄を見ながら比べていきます!!
12月権利付き配当金、株主優待銘柄の株価推移
最初はみんな大好きJTです!(^^)!

(出典:I_SPEED)
JTは12月権利付き日で
・1株につき配当金113円と100株保有で2500円相当の自社商品株主優待がありました。
100株保有の場合は配当金11300円+株主優待2500円=13800円相当の権利が確定しました。
権利付き最終日の株価は2843円、権利落ち日の株価は2676円、権利落ち日には167円株価が下落しました。100株保有だと16700円です。
ストーン!!と株価が下落しましたね( ;∀;)
配当金+株主優待の13800円よりも大きく下落いたしました。
JTの株価はそこからも下落をして2023年1月16日には2543円まで下落してそこからは4月3日の株価終値で2795円まで株価を戻しています。
権利付き最終日の株価2843円、そこから約2週間で2543円まで株価は300円も下落しました。
配当金+株主優待をもらうために権利付き最終日にJT株を100株買っていましたら一時3万円近くは含み損が発生していた。(JTの株主優待は1年以上株式を保有していないと貰えないので直前購入は配当金のみの権利確定でした)
株価は現在は2795円に上昇しておりますので2022年12月28日に買ったとしても含み損は48円ほどで配当金を貰ったかたも差し引きプラスにはなっていますね。
配当金を貰うよりも配当金+株主優待分株価が下落してから買った方がトータルプラスでしたね、、
配当金権利落ち日後のJTの値動きが毎回決まっているわけではございません。今回は上記のような値動きになりましたが値動きは読めません。
配当金落ち後の株価推移②ブリヂストン
配当金落ち後の値動き2例目はタイヤに売り上げ世界首位のブリヂストンになります。
ブリヂストンもJTと同じく6月と12月の年二回配当を出しています。
2022年12月28日の権利付き最終日以降の株価の動きはこちら

(出典:I_SPEED)
ブリヂストンは2022年12月28日が配当金の権利付き最終日で配当金90円を出しました。株主優待はありません。
配当金権利付き最終日の株価は4839円、権利落ち日の株価は4706円、2023年1月4日に株価4639円
と配当金権利付き最終日から株価は一時200円下落しました。配当金90円より下落しましたね。
2023年4月4日での株価は5319円
ブリヂストンを配当金権利付き最終日に買っていたら配当金90円は貰えるが一時200円近く株価が下落した。
2023年4月4日の株価5319円なので権利付き最終日株価4839円で買っていても配当金90円もらって含み益もある状態になっている。
JTと違ってブリヂストンは配当金権利付き最終日に購入していても含み益がでていますね!
2022年12月に日本銀行が長期金利の実質金利引き上げをしたのでその影響で円安の方が恩恵のあるブリヂストンの株価は下げていたのもあります。(ブリヂストンは海外売上比率の方が高いので円高に振れると売り上げが下がる傾向があります。)
JTの時も言いましたがブリヂストンも毎回配当金権利確定日、落ち後の株価の動きは違いますのでそちらはご理解ください。
まとめ
今回は2022年12月の配当金権利最終日からの株価を
JTとブリヂストンの値動きを参考に解説してきました!
結論は最初に述べた通り
配当金、株主優待権利直前はオススメできず、時期はあまり考えず割安な時に購入する!!
こちらになります。
JTもブリヂストンも今回は結果的に配当金権利付き最終日に購入していてもどちらもトータルではプラスですが株価はどう動くか分かりません。
配当金権利付き最終日や権利落ち後の株価下落などに惑わされず常に
過去平均利回りや過去平均PERなどの株式指標と比べて割安かを見極めて購入する
こちらが重要になります。
余談になりますが、私は株式を始めた時いつ配当金が貰えるかも分からず株式を購入してましたww
配当金権利落ち日?配当金権利最終日?なにそれ?おいしいの?状態でクエスチョンだらけでした”(-“”-)”
それでも少しづつ勉強して色んな事が分かる楽しさを実感していますので一緒に勉強していきましょう!!
質問などがありましたらぜひお問い合わせなどで質問してください^^
それではまた!!