私はインデックス投資、日米高配当株投資を実践していますが一番好きな投資は日本の高配当株投資です^^
相場の格言は聞いたときありますか?
株式投資では先人たちが残してくれた株式投資をする上での心構えとして格言を多く残してくれています。「この格言この前経験した~」「こんな格言もあるのか!」と勉強させていただいております。
今回の記事では相場格言10選を紹介していきます!私は高配当株投資が好きなので売りの選択は最後になります。なので私の経験も踏まえながら相場格言を解説していきます。
相場格言だけ知りたい方は最初に全部出しますのでそちらをご覧ください!
目次
相場格言10選
①人の行く裏に道あり、花の山
②利食い急ぐな損急げ
③頭と尻尾はくれてやれ
④高値覚え
⑤休むも相場
⑥もうはまだなり、まだはもうなり
⑦勝ったら相場のおかげ、負けたら自分のせい
⑧落ちてくるナイフはつかむな
⑨卵を1つのかごに盛るな
⑩山高ければ、谷深し
こちらの10個聞いたことある格言もあるのではないでしょうか?^^
それでは1つづつ簡潔に説明していきます!!
①人の行く裏に道あり、花の山
意味:株式市場で利益を得るためには、他人とは逆の行動をとらなくてはならないという格言になります。
高配当株投資は逆張り投資(株価が下がった時に買う)になることが多い。優良企業の株価が下がり欲しい利回りまで下がった時に買う。
順張り(株価の上昇についていくように買う投資)でも買いますが逆張りの反転上昇の始めのころに買うことが多いです!まさに
「みんなが株を売るときに買う」優良企業に限りますが花の山でお花見しませんか??
②利食い急ぐな損急げ
意味:株価に利が乗った状態は一時的に相場が反対に動いても利益が多少減るが慌てて利益確定する必要はない。逆に損失を抱えているのに損切りの機会を失った場合は損失が拡大するだけなので、損切りはためらってはならないという意味
株価が上昇しだすと「利益が乗ってる銘柄がポートフォリオの割合を大きく占めてきたから一部売却したい。」と売る理由を考えてしまったことはありませんか??
ポートフォリオのバランスはここでは割愛いたしますが、含み損の銘柄で利益の伸びもいまいちの塩漬け(売ると損失が確定してしまうのでずっと持ってしまうこと)銘柄は資金効率が悪いので十分検討のうえで売却したほうがいいです!
私は2022年10月頃の「花王4452」を4万円の損失で売却いたしました。理由は原材料価格高騰などを価格転嫁できない競争優位性のなさを見たからです。引き上げた資金は下落していた半導体関連の銘柄の購入にあてて含み益で4万円を超えています。もし花王をホールドしていましたら損失は拡大していましたので早めの損切りは今のところ成功しております。
花王は連続増配日本一なので頑張ってもらいたいです!
③頭と尻尾はくれてやれ
意味:投資家心理として「最安値で買って、最高値で売りたい」が心情だと思いますが言うは易しで実際できる人はほとんどいません。
買う時も売るときも頭(最高値)と尻尾(最安値)を少し残すほうがいいという考えです。
一番安い時に買いたいがいつが底か分からないので下落しているときは「あと少し落ちたら買う!」「買う水準まで来たけど下落スピードが速いからもう少し様子を見る」「今が底値だ!(買ってから10%以上下落)」と最安値ではほとんど買えません。最高値も同じです。
買う時も売るときも幅を持つことにより余裕が生まれてよりいい取引ができます。たぶん、、
④高値覚え
意味:株価が下落した後も、高い時の株価が忘れられず、高い時の株価に戻るのを期待して売る気にならない状態
私の経験ですが「花王」は2020年始めは1株9000円ありました。2021年に株価7000円を切り利回りも2%を超えてきたので株価6500円で買いました。9000円あった株を30%近く安い価格で買えた!!と喜んでいましたが現在の花王は5000円付近で推移しています。
9000円あった高値から6500円で買いそのあとも下落を続け5000円になる。下落した株が元の価格に戻るにはかなりの力が必要になりますのでしっかり価値を見極めないといけません。
「安値覚え」という格言も高値覚えの反対であります。また安値に株価が落ちるんじゃないのか?と待っていても株価が落ちなくて買えない状態のことです。
⑤休むも相場
意味:株式は市場が開いているときならいつでも取引できますがいつも取引をしていると全体の相場観を見失ってしまうことがありますので、自分の定めた投資基準に達した時のみ投資をする。
市場が活況の時に無理して投資をすると負けることが多いです。市場が弱気の時に買って、市場が強気の時は買わない。
投資の神様ウォーレンバフェットも投資も数年しない時もあったみたいです。
⑥もうはまだなり、まだはもうなり
意味:市場参加者の多くがもうそろそろ底だろうと思ったときは、まだ下値があるのではないか、反対にまだ下がりそうだと思っているときにはもう底なのかも知れないという考え方
頭と尻尾はくれてやれと似たような格言ですが幅が広い分こちらの格言のほうがしっくりきます。市場参加者が弱気の時は株価が下がる余地が少なくなりますので「まだはもうなり」で買い向かう時があります。
⑦勝ったら相場のおかげ、負けたら自分のせい
意味:自分が相場で勝っているとしたらそれは相場のおかげと考えます。
逆に相場で負けた場合は自分のせいだと考える。
株式を買っていて自分が買う銘柄が負けていない時は「自分はすごい投資家なんじゃないのか??」となるときがあるかと思います。(2年前の私ww)
ですが投資をしていますと謙虚さが大事なんだと最近は実感しています。勝ったときは「勝たせてくれてありがとうございます。」負けた時は「自分の分析が甘かった、また勉強だ!!」と自分の過ちを認めたうえまた前に進みます。
⑧落ちてくるナイフはつかむな
意味:急落時の投資はナイフをつかみにいくようなもので、どんなに魅力的な銘柄でもナイフが床に落ちてから、つまり底を打ったのを確認してから投資するべき
私も2020年のコロナショック時に株価が急落しているとき買い付けを何回か入れて落ちるナイフをつかみにいく経験をしました。全てがあてはまるわけではありませんが株価が数%下落したあとは急には株価は戻らず少し安値で停滞することが多いです。(底練りとも言います)
欲しい銘柄の株価が下がると買いたくなる気持ちはすごく分かりますが、底は確認してから買うとより負けにくい投資ができます!!
⑨卵を1つのかごに盛るな
意味:卵を1つのかごに盛ると、そのかごを落とした場合には全部の卵が割れてしまうかもしれないが、複数のかごに分けて盛っておけば1つのかごを落としかごの卵が割れてダメになったとしても他の卵は影響を受けずにすむという格言。
私の高配当株投資でも色々な業種に分散投資をしていて1業種でも2,3社に分散投資をしています。
情報・通信セクター⇒NTTとKDDI
銀行業⇒三菱UFJフィナンシャルグループと三井住友フィナンシャルグループ
株式のみですとリスク分散が弱くなるので現金は多めに、仕事をして毎月稼ぐ、不動産を持つなど卵を複数のかごで持つ意識はこの格言で学びました。
⑩山高ければ谷深し
意味:株式相場は大きく上昇する場合があるけれども、株価が高くなればなるほど、その後に大きく下落する危険がある。
逆に深く下落し続けた後には大きな上昇もありえるということにもなる。
2022年の米国株式は山がかなり高いところから一時20%を超える下落があり弱気相場入りをしました。急速な金融引き締めが原因で先の不景気がいつくるのか?とまだ市場参加者に不安は残っており株価は軟調です。
このまま不景気入りをしてもっと深い谷になるのか?去年の底値がピークでそこまでそこまで深くならないのか?予想はできませんので自分の投資基準を満たしたときとインデックス投資の毎月積み立てを淡々とやります。
まとめ
投資の格言10選いかがだったでしょうか?
10選はこちら
①人の行く裏に道あり、花の山
②利食い急ぐな損急げ
③頭と尻尾はくれてやれ
④高値覚え
⑤休むも相場
⑥もうはまだなり、まだはもうなり
⑦勝ったら相場のおかげ、負けたら自分のせい
⑧落ちてくるナイフはつかむな
⑨卵を1つのかごに盛るな
⑩山高ければ、谷深し
相場を経験しますと先人たちも経験しながら教訓を残してくれているんだな~と感じる格言ばかりでしたね^^
先人たちが残してくれた格言を参考にしながらこれからも相場と向き合っていきます!!
それではまた!!