こんにちは!ケイシと申します!
日米高配当株投資、日本個別株投資の投資判断や分析方法などを発信しています!
今回は2024年12月19日朝に米国連邦公開市場委員会(FOMC)があり金利を0.25%下げる決定がされました。これで政策金利は「4.25%~4.50%」となりました。
金利引き下げに関しては織り込み済みでしたが金利見通しを受けて株価は急落しました。
株価が急落すると高くて買えなかった方は「買い時が来た?」と買いたくなる方が多いと思います。(昔の私、、)
ですが元々高値になっていた株は数%株価下落しても買い時とは言えないものもあります。
それで今回は米国高配当株ETFのVYM、SPYD、HDVの買い時はいつか?を
過去平均利回りと見比べてみます!
高値掴みを避けれるようになりますので参考になりましたら幸いです^^
今回の記事は特定の銘柄への投資推奨記事ではございません。
投資は自己責任自己判断でお願いします。
米国金利が下がったのになんで株が売られたの?
簡単にですが今回株が売られた理由を推測します。
米国政策金利は2024年9月から3会合連続金利が引き下げられて
5.25%~5.50%⇒4.25%~4.5%と1%金利が引き下げられました。
金利が引き下げられると株が買われる要素として2つ大きいのがあり
①企業の調達金利が下がり「借り入れコスト」が低下する。個人でも「住宅ローン金利」が下がるので住宅購入なども増える
②債券などの低リスク資産の利回りが減り、投資家が株式市場などの高リスク資産に資金移動する
金利引き下げは株価にプラスです。ですが今回は金利引き下げがありましたが株は売られました。
理由としては来年の金利見通しが引き上げられたからです。
金利が高止まりすると無理して高リスク資産の株式を買わないで債券などの安全資産を保有したり、高金利なので住宅購入を控えたり企業の借り入れコストが増えて借り入れ控えなどがおこる可能性が上がるので株は今回売られたようです。
金利の上げ下げで経済や株式にどういう影響があるかを勉強するにはこちらの本がおススメです!!
売られたが米国株高配当株は割高水準
今回ナスダック銘柄を筆頭に米国株は幅広く売られましたが「割高水準」を示していたので
金利見通し引き上げで将来リターンの減少懸念で株が売られるのはしょうがないです。
米国主要株価指数のS%P500の過去30年PER(株価収益率)は18倍~20倍前後です。ゴールドマンサックスのS&P500、2024年EPS予想241ドルで計算すると
12月19日S&P500「5872ポイント」÷2024年予想EPS241ドル=現在予想PER24.36倍
過去平均PERの18倍~20倍から考えるとだいぶ割高です。
S&P500などへのインデックス投資の場合はタイミングをはからず投資しても将来のリターンは期待できますが「平均に回帰する」という事で考えると高い株価は一時的に売られます。将来的にEPSが成長して割高感が解消してきましたら現在株価は正当化されていきます。
米国高配当株ETFも割高水準
ケイシは高配当株投資で米国株は「ETF上場投資信託」に投資をしています。
代表的な米国高配当株ETFは
・VYM
・SPYD
・HDV
米国高配当株ETF御三家などと言われたりしています。※ケイシ調べ
米国高配当株ETFの割高か?割安か?水準は過去平均利回りと比べて利回りが高いか?で判断する手法が王道です。
過去平均利回りで割安か?は確かに王道ですが過去平均利回りを超えたら買い!という事ではありません。
例えばSPYDはS&P500の利回り高い80銘柄で構成されていますが
過去平均利回り付近で購入するとリターンがそこまでよくありません。
景気敏感セクター割合が多いので配当金のブレもそれなりにあり株価も不安定です。SPYDの場合は過去平均利回りよりももう一段高い利回りでの購入を検討するとより負けにくい高配当株投資ができると思います!!
各ETFの利回りの調べ方は直近4回分配金÷現在株価=現在利回り。
過去平均利回り株価の調べ方は直近4回分配金÷過去平均利回りになる株価=過去平均利回りです。
「過去平均利回りになる株価」なので電卓を何回かパチパチしますw
こちらの米国高配当株ETFについての記事も参考にしてください!
米国高配当ETF【VYMとSPYD】の特性を理解して買い時を探ろう!!
各ETFの過去平均利回りを調べてみる
まずは400銘柄以上に分散投資をしていてキャピタル(株価)もインカム(分配金)も優秀な【VYM】から過去平均利回りを調べます!
VYMの過去平均利回りは3.03%
VYM直近4回分配金3.6298ドル÷株価120ドル=分配金利回り3.024%
VYM直近4回分配金3.6298ドル÷株価119ドル=分配金利回り3.05%
過去平均利回りの株価は119ドル~120ドル付近ということが分かりましたね^^
VYM現在株価は「127ドル」付近、直近高値「135ドル」からだと6%程株価は下落してますが、まだ割高水準なのが分かります。同じくSPYDも計算していきます!

(出所、Googleファイナンス)
SPYDの過去平均利回りは4.63%
SPYD直近4回分配金1.8508ドル÷株価40ドル=分配金利回り4.62%
SPYD直近4回分配金1.8508ドル÷株価39ドル=分配金利回り4.74%
過去平均利回りの株価は39ドル後半なのが分かります。
SPYD現在株価「43ドル」付近、直近高値の47.5ドルからだと10%下落で下落幅を見ると割安に見えますが過去平均利回りから考えると後10%は株価下落しないと過去平均水準にはなりません。※前述した通りSPYDは不安定なETFなので過去平均利回りよりも利回りが高い水準しか購入しない!という強い意志が配当金ライフを楽しむにも大事です。
ケイシの場合ですがSPYDの場合は過去平均利回り株価よりも10%は株価が安い水準からしか購入しません。現在では過去平均利回り株価は39.8ドルなので10%安い水準だと
【株価35.8ドル】このあたりから購入しだしてナンピンしていきます。含み損になっても分配金利回りが高い水準で購入しているので長期で安定したインカムライフを送れるかと夢見てます。
HDV過去平均利回り3.49%
HDV直近4回分配金4.115ドル÷株価118ドル=分配金利回り3.49%
HDV直近4回分配金4.115ドル÷現在株価110.8ドル=分配金利回り3.71%
HDVに関しては過去平均利回り3.49%⇒現在利回り3.71%
と過去平均利回りよりも現在利回りが高くなっています。
じゃあHDVは買いなのか?という【打診買いを始めるには悪くないかな?】という温度感です。
米国高配当株ETFの3つは人それぞれの投資方針により割合を決める必要があります。
3つ均等保有の方もいれば、VYM100%の方もいます。
HDVも優秀なETFではありますが「インカムならSPYD」「キャピタルと増配ならVYM」
オススメとしてはHDV+SPYDの組み合わせは銘柄分散も150銘柄ほどになり
インカム+キャピタルのトータルリターンはVYMを超える可能性もあります。
米国株の勉強をするならこちらの本もおススメです!
まとめ
株価が5%下落したからと簡単に買わない!!
過去平均利回り株価が「定価」だとしたら定価よりも20%株価が上がっていて
そこから10%株価が下がっても定価よりも10%高いものを買っていることになります。
株価は将来利益が増えるなら現在割高に見えても未来からは割安に見えるかもしれませんが
せっかくタイミング投資で過去平均利回りという高配当株投資の割安か?割高か?の指標があるので少し面倒ではありますが使うと含み損は回避しやすくなります^^
それではまた!!